皆様こんにちは。今回はプロポーズのお話をご紹介いたします。
片膝をついてパートナーに指輪を贈る。
映画のワンシーンのようなロマンチックなシチュエーションですが、一説によると中世ヨーロッパ、宗教改革に取り組んだマルティン・ルターが修道女であったカタリナ・フォン・ボラにプロポーズに贈ったのがその始まりとされています。その時に贈ったのが「ルビーの指輪」でした。ルターはなぜ愛の告白にルビーの指輪を選んだのでしょうか。
ルビーはコランダムという鉱物を加熱してルビーの余分な色味を取り出す「加熱処理したルビー」と、加熱処理の痕跡が認められない「非加熱ルビー」、原石そのままを磨きあげた「天然無処理ルビー」があります。一般的に流通しているルビーは加熱処理されたものがほとんどで、天然無処理のものと比べてずいぶん安価に手に入りますが、加熱処理の際にわずかながら残留物質が入る場合があり、それが宝石の輝きを濁らせる原因になるためです。
「天然無処理」のルビーは地球が育んだ潜在力ある原石を磨き上げており、特に上質なルビーが採れることで有名なミャンマー産は市場価値も高いとされています。人工合成されたものや人為的処理がほどこされるほど「宝石」としての評価は下がるので、想いをこめた宝物として将来へと受け継いでいきたい方には、品質が高いミャンマー産の「天然無処理」のルビーがおすすめです。
情熱的なプロポ―スをする指輪に、本物の輝きを放つルビー。その煌めきにのせたたくさんの愛情がパートナーに伝わりそうですよね。
結婚式という至福のエクスペリエンス。胸が高鳴る体験をホテルオークラ京都で。
次のステージにむかうおふたりと、家族と、そこに集うゲストの、いくえもの想いと上質が織りなす美しい1日となりますように。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。