ブログ 2024/8/28

片膝をついてのプロポーズと「ルビーの指輪」

片膝をついてのプロポーズと「ルビーの指輪」

皆様こんにちは。今回はプロポーズのお話をご紹介いたします。

片膝をついてパートナーに指輪を贈る。
映画のワンシーンのようなロマンチックなシチュエーションですが、一説によると中世ヨーロッパ、宗教改革に取り組んだマルティン・ルターが修道女であったカタリナ・フォン・ボラにプロポーズに贈ったのがその始まりとされています。その時に贈ったのが「ルビーの指輪」でした。ルターはなぜ愛の告白にルビーの指輪を選んだのでしょうか。
これから結婚するふたりが指輪を交換する儀式の由来は、古代ギリシャの神話「誓いを忘れない輪」に由来しています。結婚指輪は古代ローマ時代からありました。
一方、婚約指輪はルターが活躍した16世紀を起源とし、男性が結婚したい女性にプロポーズする前に、相手の好みを調べ、メッセージ性のあるデザインを施した豪華な指輪で求婚していたと考えられています。きっとルターもフォン・ボラの好みとメッセージをのせて贈ったことでしょう。パートナーへの想いを寄せた指輪でプロポーズしたという歴史にならって、片膝をついたプロポーズスタイルで情熱的にルビーを贈る。指輪をつける度に思い出すことができるシーンになりそうです。

ホテルオークラ京都ではプロポーズをしたい方に、レストランをはじめ様々なご希望にあわせてご提案をいたします。
ご検討されている方は一度ブライダル担当スタッフにご相談ください。


それではルビーのお話にちなみ、ルビー専門店「モリス」からのおすすめ情報として品質の高いルビーの選び方をご紹介します。
ルビーはコランダムという鉱物を加熱してルビーの余分な色味を取り出す「加熱処理したルビー」と、加熱処理の痕跡が認められない「非加熱ルビー」、原石そのままを磨きあげた「天然無処理ルビー」があります。一般的に流通しているルビーは加熱処理されたものがほとんどで、天然無処理のものと比べてずいぶん安価に手に入りますが、加熱処理の際にわずかながら残留物質が入る場合があり、それが宝石の輝きを濁らせる原因になるためです。
「天然無処理」のルビーは地球が育んだ潜在力ある原石を磨き上げており、特に上質なルビーが採れることで有名なミャンマー産は市場価値も高いとされています。人工合成されたものや人為的処理がほどこされるほど「宝石」としての評価は下がるので、想いをこめた宝物として将来へと受け継いでいきたい方には、品質が高いミャンマー産の「天然無処理」のルビーがおすすめです。


情熱的なプロポ―スをする指輪に、本物の輝きを放つルビー。その煌めきにのせたたくさんの愛情がパートナーに伝わりそうですよね。
結婚式という至福のエクスペリエンス。胸が高鳴る体験をホテルオークラ京都で。
次のステージにむかうおふたりと、家族と、そこに集うゲストの、いくえもの想いと上質が織りなす美しい1日となりますように。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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